家や土地を売りたいと考えた際、まず気になるのは「いくらで売れるのか?」ですよね。
不動産を売却する際には、まず査定を依頼して、売りたい家や土地にどれくらいの価値があるのかを算出してもらいます。
ではどのような方法で金額を算出するのか、また基準も知りたいですよね。
そこで今回は、不動産の売却をご検討中の方に向けて、査定について解説します!
不動産を売却する際の査定方法は2種類!それぞれの特徴とは?
不動産を売却する際の査定とは、家や土地の価値を算出し「売れそうな価格」を提示してもらうことです。
査定方法は2種類ありますので、それぞれの特徴をご紹介しますね。
簡易査定
物件の設計図や築年数、また公示地価や近隣の相場など、あらゆる資料から価格を算出する方法で、実際に現地で物件を見ることはありません。
資料やデータをもとに「机の上で査定する」ことから、机上査定とも呼ばれています。
電話やインターネットで申し込みをするだけの手軽さと、金額を早く知ることができる点はメリットですが、実際に物件を見ていないので正確性はありません。
あくまで目安の金額を知りたいときにはおすすめです。
現地査定
物件の資料やデータに加え、実際に担当者が現地に訪れ、物件の状態や周辺環境などをチェックして予想価格を算出します。
現地で専門家と話ができる点や、より正確な金額を知ることができる点はメリットですが、結果がでるまでに数日から1週間ほど時間がかかることを頭に入れておきましょう。
信頼できる不動産会社を選んで、前向きに売却を考えている方におすすめです。
不動産を売却する際におこなわれる査定の基準とは?
では、実際にどのような基準で価格を算出するのでしょうか。
基準になるポイント
●近隣の物件の売買データ
●立地
●公示地価や路線価
●物件の状態
査定依頼を受けた不動産会社は、不動産の相場を知るために、近隣で似たような物件が過去に売買されたデータをチェックします。
公示地価や路線価は公的に算出された金額なので、評価額に大きく影響するでしょう。
また駅からの距離や、学校・銀行・スーパーなどの施設が周辺にあるかどうかなど、アクセスや生活の利便性も大切なポイントです。
緑の多さや治安の良さもプラスになりますよ。
さらに外観や設備、日当たりや眺望など、物件の状態も評価を左右する重要なポイントです。