不動産を売却する際、古い家具や家電などの残置物はどうすればよいのでしょうか。
不動産は、残置物がない状態で引き渡すのが一般的ですが、どのような方法で撤去すればよいのかを事前に知って、早めに家をきれいにしておくことで、売れやすくなる可能性がありますよ。
そこで今回は、不動産の売却をご検討中の方に向けて、不動産の残置物の撤去について解説します。
不動産を売却する際には残置物を撤去しよう!
不動産を売却する際は、残置物は撤去し、引き渡しの時点では空っぽの状態にしておくことが原則です。
最終的には撤去するつもりだからといって、売却活動中に残置物が残った状態ですと、購入希望者が見に来ても、良いイメージを持ちませんよね。
内覧者を受け入れる前には、きれいに片付いた状態にしておくと、スムーズに売却できますよ。
ただ、残しておいてもよい家電や家具があるかもしれません。
残置物の状態や品質がよい場合は、不動産会社に相談してみてください。
たとえば照明・エアコンなどは歓迎されることが多く、残すことが不動産売却にプラスになるケースもありますよ!
また高級家具なども、アピールしてみるとよいかもしれません。
不動産会社や買主が許可すれば、残置物をそのままにして売却できますよ。
不動産を売却する際の残置物の撤去方法とは?
不動産の残置物を撤去して処分する方法は、「自分でおこなう」または「業者に依頼する」かの2種類です。
業者に依頼すれば費用がかかりますから、まずは自分でできるところまでおこなってみましょう。
なにか必要なもの、処分したくないものが出てくるかもしれませんよ。
残置物の撤去方法
●自治体の基準に従って、可燃ごみ・不燃ごみ・資源ごみ・粗大ごみに分別し、指定の場所に出す
●状態がよいものはリサイクルショップの買い取りを利用する
●エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機など、家電リサイクル法の対象となる家電は、小売店に引き取りを依頼するか、自治体が紹介する指定業者へ持ち込む
●パソコンは、「PCリサイクルマーク」が記されていればメーカーへ、それ以外のものは家電量販店や市区町村へ回収を依頼する
自分で処分できない場合は、不用品処理業者に直接依頼してもよいですし、不動産会社で引き取ってもらえる場合があるので相談してみてくださいね。