間取りや設備を自由に検討できる新築一戸建てでは、夢のシアタールームを設置するチャンスです。
シアタールームとはプロジェクターや音響システムを備えた設備で、自宅にいながら映画館気分を味わえます。
今回は、新築一戸建て購入をご検討中の方に向けて、シアタールームとはどんな設備なのかと設置の注意点をご紹介します。
新築一戸建てにおすすめの設備!シアタールームとは?
シアタールームとは、自宅で映画が楽しめる防音設備を施した部屋のことです。
新築一戸建てにシアタールームを設置するのは贅沢なイメージですが、設計段階で検討をすればコストを抑えながら設置できます。
シアタールームには、ホームシアターやリビングシアターなどの種類があります。
リビングシアターとは、リビングにスクリーンやスピーカーなどの設備を備える方法で、敷地に余裕がない場合におすすめです。
ホームシアターとは、シアタールーム用に専用の部屋に空間を設けることです。
シアタールームに最低限必要な設備は、大型スクリーンとプロジェクター、スピーカーなどの音響設備です。
そして大きな音で本格的に映画を楽しむためには、部屋の防音加工が重要です。
防音加工には施工コストがかかるので、防音をどのくらい重視するかによってシアタールームの設置コストが大きく変わります。
新築一戸建てにおすすめの設備!シアタールームの注意点
次に、新築一戸建てにシアタールームを設置するときの注意点をご紹介します。
シアタールームは防音や遮音は重要ですが、さらに意外なポイントとして日当たりもチェックすべきです。
陽の光が差し込みやすい部屋では、映画に集中しにくいので南側の部屋はおすすめしません。
あまり日当たりの良くない北向きの部屋や地下室などが最適でしょう。
そしてもっとも注意すべきなのは音漏れで、騒音被害で近隣トラブルを招くことは避けたいでしょう。
そのため防音対策をしっかりおこなうことが大切で、なるべく窓を小さくしたり二重窓にすることがおすすめです。
隣家に接している部屋ではなく、両隣に部屋がある個室などがおすすめです。
1階ではなく2階に設置すれば床にも防音対策を施す必要がなくなるので、コストが抑えられます。
またシアタールームでは、プロジェクターからスクリーンまでの距離を十分にとる必要があります。
そのため、設置したいスクリーンやプロジェクターが使用可能か、部屋の面積などもチェックしましょう。