マイホームに庭があると、家庭菜園に挑戦したくなった人もいるでしょう。
しかし、準備がないまま作業を進めるのはおすすめできません。
少しのチェックではじめられるよう、家庭菜園のコツと注意点をご紹介します。
体を動かしたくなる気持ちを少しだけ抑えて、詳細を確認してみてください。
マイホームの庭に家庭菜園を作るコツ
マイホームの庭に家庭菜園を作るコツは、計画的に作ることです。
なぜ事前の計画が必要なのかというと、庭の大きさに適した広さの家庭菜園があるためです。
また、単純に家族が管理しやすくする意味もあります。
具体的な計画では、広さ・場所・植えたい野菜を決めておきましょう。
広さは、初心者なら1~2坪くらいがおすすめです。
1~2坪の広さであっても、2~3種類の野菜を育てることはできます。
場所決めをする前に、給排水用の配管・ガス管・散水栓の位置を確認してください。
水道管とガス管がある場所は、安全のため避けるようにしましょう。
散水栓の位置は、家庭菜園から近いと使いやすくなります。
最後に、植えたい野菜を2~3種類くらい決めておきましょう。
初心者でも育てやすいのは葉物野菜やハーブ類です。
野菜は乾燥した土地を好むのか、湿った場所を好む野菜なのかでも、植え方が異なります。
異なる性質の野菜を同じ場所で育てると、育ちにくいか枯れる恐れがあるので注意が必要です。
できれば、原産地が近い野菜を2~3種選んでください。
たとえば、アジアの熱帯雨林原産のナスとキューリ、中南米の乾燥した地域原産のトマトとジャガイモなどの組み合わせです。
マイホームの庭に家庭菜園を作る際の注意点
マイホームの庭に家庭菜園を作る場合、いくつか注意点があります。
注意したい点は、用土・害虫対策・用具置き場・芝生の境です。
マイホームの庭に土があっても、そのままだと適していない場合があるため注意しましょう。
野菜は水はけを求めるものが多いため、野菜用の用土に入れ替えると安心です。
用土の購入は、ホームセンターで袋入りのものを買うか、園芸業者に重機で運んでもらう方法があります。
購入する用土は、地表から30~50cmの深さになるよう調節してください。
次に害虫対策です。
野菜を食い荒らす害虫がいるため、防虫ネットを用意してください。
また、虫よけになるハーブを近くに植える方法もおすすめです。
そして意外と見逃しがちなのが、用具置き場でしょう。
家庭菜園はたくさんの用具を必要とするため、それらを入れるコンテナボックスや物置を用意してください。
最後に、庭に芝生を植えている場合は、スペースを区切りましょう。
芝生は繁殖力が強いので、仕切りがないと野菜スペースに侵入してしまうからです。