マイホームを建てる際に決めなければいけないことの1つに駐車場があります。
どんな駐車方法で何台分の広さが必要なのか考えなければいけません。
そこで駐車場の広さや駐車方法をどのようにして決めたらいいのかをご紹介します。
マイホームの駐車場の広さを決めるには将来を見据える必要性がある
駐車場の広さを決めるとき、車のサイズがわからなければ決められません。
軽自動車は縦4m×横2m、大型車であれば縦5m×横2.5mが駐車場の広さとして一般的です。
また、何台の車を駐車するのか、来客用の駐車場や自転車の駐輪スペースなどの必要性や、カーポートを設置するしないで広さは変わってきます。
さらに、この先何十年も生活するのですから、将来を見据えて考える必要があります。
現在は車が1台しかなくても子どもたちの成長に伴い、必要性に応じて台数は増えるでしょうし、車のサイズが変わるかもしれません。
また、高齢になった親との同居や自らが高齢になったときのことを考えると、車椅子からの車への乗降スペースを確保したいものです。
マイホームの駐車場の広さを左右する駐車方法のメリット・デメリット
駐車場の広さは車のサイズや台数だけで決まるわけではありません。
駐車方法によっても広さが変わってくるのです。
駐車方法の種類ごとにメリット・デメリットを見ていきましょう。
直角駐車
道路に向かって車が直角になる形で横並びとなる駐車方法で、一般的な駐車方法です。
直角駐車のメリットは、駐車しやすく車の出し入れがほかの駐車方法に比べて簡単です。
ただし、広さが必要なため広い土地でなければ作れないのがデメリットと言えます。
縦列駐車
道路に対して直角に駐車しますが、車を縦に並べるので駐車場の間口が狭いのが特徴です。
縦列駐車のメリットは、駐車場の広さが抑えられる点です。
一方、縦に駐車することで奥の車を出したいときに、手前の車を出さねばならず、車の出し入れに手間がかかることがデメリットと言えるでしょう。
並列駐車
道路に対して平行に並べて駐車する方法で、直角駐車と縦列駐車が道路に横の面がくるのに対して、並列駐車は縦の面がきます。
並列駐車のメリットは、縦列駐車と同様に駐車場の広さが抑えられ、車の出し入れが縦列駐車に比べて楽なことです。
デメリットは、駐車の際にハンドルの切り替えを繰り返すことが多く、テクニックが必要なことになります。