マイホームを購入するときには、住宅ローンを利用する方がほとんど。
しかし、近年では住宅ローンの返済が滞ってしまう、住宅ローン破綻してしまう件数が増加しています。
その理由の1つが、新型コロナウイルス感染拡大の影響です。
住宅ローン破綻で任意売却が増えている現状や、そうならないための対策や注意点を確認しておきましょう。
新型コロナウイルス感染拡大で任意売却の件数が増加している?
住宅ローンの支払いが滞ると最悪の場合、競売にかけられてしまうので、その前に任意売却を考える方も多いのではないでしょうか。
住宅ローンの支払いが滞って相談する人は、毎年平均で4%程度。
25人に1人は、住宅ローンの返済で何か問題が発生しています。
毎年4%程度だった相談件数は2020年から増加していて、その大きな原因が新型コロナウイルス感染拡大の影響です。
新型コロナウイルス感染拡大のため収入が不安定だから返済期間を見直せるか、ボーナスが減ったのでボーナス返済を取りやめられないか、という相談が増加しています。
住宅ローン破綻してしまう原因には、大きく3つの原因があります。
1つ目は、そもそも返済計画に無理があったケースです。
2つ目は収支の変化です。
収入が減るか病気などで支出が増えてしまうケースで、新型コロナウイルス感染拡大の影響も、このケースに含まれます。
3つ目は、離婚が原因で住宅ローン破綻してしまうケースです。
コロナ禍で増える任意売却件数!住宅ローン破綻しないための注意点とは
新型コロナウイルスの感染拡大が、これほど長期化することは誰にも想像できませんでした。
だからこそ、住宅ローンを組むときはしっかり返済計画をすることが大切なのです。
まずは、ライフプランを作成します。
家族が増える予定や、教育費が必要な期間などを具体的に考えましょう。
次に、収入から必要な生活費と可能な貯金額を確認します。
万が一に備えて、住宅ローンの返済をしながら貯蓄もできるように計画しなければいけません。
収支をはっきりさせて、月々住宅ローンの返済額にいくら充てられるかを算出します。
購入時に返済計画を組んでいても、計画通りに人生が進むとは限りません。
返済が滞ったら早めに金融機関に相談して、月々の返済額や返済期間の見直しの検討、または、住宅ローンの乗り換えを検討しましょう。
さまざまな方法を検討しても住宅ローンの返済が難しいときは、任意売却について考える必要があります。
住宅ローンの返済が長期間滞ると、強制的に売却される競売にかけられてしまうので、その前に任意売却について不動産会社に相談しましょう。
まとめ
住宅ローン破綻してしまう方は毎年25人に1人ほどとされており、新型コロナウイルス感染拡大の影響でその件数は増加傾向にあります。
注意点は、誰にでも予想外のことが起こって住宅ローンの支払いが滞る可能性があること。
住宅ローンの支払いが滞るかもしれないときは、金融機関へ早めの相談がおすすめです。
また、住宅ローンの支払いが滞ったときは、任意売却についても早めに検討しましょう。
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